高見沢
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高見沢
ケンジ
たかみーさんに勧められてWiMAXを契約したのを機にNetflixに加入したんですが、めっちゃいいですねアレ!
たかみーさんのオススメ作品があれば教えてください!
高見沢
ポーラー 狙われた暗殺者のあらすじは
Netflix公式ページのあらすじはこんな感じ。
殺し屋稼業からの引退を目前にして、穏やかな生活を送っていた凄腕暗殺者を狙う冷酷非情な若手刺客集団。強欲なボスの仕業だと知り、男は決死の反撃に出る。
ジャンルは、カナダ映画、アクション・アドベンチャー、サスペンス系アクション、犯罪アクションとなっています。
主人公はこのひと。
ダンカン、49歳。
コードネームは「ブラック・カイザー」。超凄腕の殺し屋です。
殺し屋を統率してる会社「ダモクレス」に所属しています。
このダモクレス社、殺し屋なのに福利厚生が充実しているというなかなかに現実味のある設定。
まず、殺し屋は力仕事なので定年は50歳とちょっと早め。
そしてなんと企業年金も用意されています。
ダモクレス社では社員が支払う年金分と同じ額を負担して運用しており、掛け金と運用益をあわせた額が支払われます。
支払いのタイミングは、まずは退職時に半分。数年後に残り半分という契約です。
49歳のダンカンの誕生日は2週間後。つまりあと14日で引退。
新規案件もないしと、退職に向けて健康チェックや事務手続きなんかを進めていました。
▲退職しても経済的な問題はまったくないよ!と、20年来の付き合いがある会計士さんからお墨付きをもらうダンカン
▲退職前の健康診断。肺の状態は悪くないよ!タバコやめた?と医師に聞かれて、「やめた」と真顔で嘘をつくダンカン(普通の顔して嘘をつくシーンはこのあと何度もでてくる)
ケンジ
高見沢
ダンカンの元同僚が殺される事案が発生
ところかわってどこかのリゾート。
ダンカンの同僚であるマイケルが豪華別荘で休暇を楽しんでいました。
▲ダンカンの同僚マイケル。引退したばかり。
現役時代はきっと優秀な殺し屋だったであろうマイケルですが、
セクシー美女に誘われ・・・
殺されます。
ケンジ
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ダンカンは隠居生活に向けて着々と準備
一方ダンカンはというと、隠居生活に向けて準備を進めていました。
カナダに隣接するモンタナ州の人里離れた場所に山小屋を買い、そこでひっそりと新しい暮らしをスタートさせます。
そこで出会ったのが、近くの山小屋に住むカミーユという若い女性。
何度か顔を合わせるうち、お互い気になる存在になっていきます。
ケンジ
高見沢
狙われるダンカン
マイケルが殺されて数日後、ダンカンに会社本部から連絡が入ります。
ビビアン。
本部の連絡係みたいな役職で、殺し屋への指示はすべて彼女を通じておこなわれます。
マイケルは誰に殺されたんだ?とたずねるダンカンに、ビビアンは「会社への脅迫だと思われる。犯人の目処はついているから殺してほしい」と依頼。
引退が近い老人よりも若手にやらせろと言うダンカンに、あなたが適任なのだとビビアンがたたみかけます。
面倒だからと依頼をしぶるダンカンでしたが、200万ドル出すならと了承。
本部から渡された資料をもとに、犯人がいるとされるベラルーシへと旅立ちます。
そしてサクッと任務完了。
すると殺し屋の部屋で、なぜかダンカンに関する詳細な書類を発見します。
そもそもこの殺し屋は南米人で、この日はたまたまベラルーシにいるからと本部に言われ、ダンカンはこの地にやってきたのです。
しかし相手の殺し屋もまた、ダンカンを狙うためベラルーシを訪れていた。
ダンカンが南米の殺し屋を殺す間際、俺を殺そうとしている依頼者は誰だと問いただしても、殺し屋はなにも知らないと言うばかり。
ここでダンカンは、なにかがおかしいと気づきます。
黒幕は会社の社長(二代目のボンボン)
ダンカン殺害をもくろんでいる黒幕は、見るからにアホそうなこの社長。ミスター・ブルート。
こいつはダモクレス社の二代目で、父親が築き上げた財産を食いつぶした挙げ句、会社を売ってしまおうと画策している最中でした。
しかし会社には負債が2,900万ドルもあり、このままでは思ったような金額で売れません。
そこでブルーとが目をつけたのが、社員の年金です。
つまり、退職前の社員を殺害して年金を奪い、会社の負債にあてよう!会社の価値を上げて自分だけ儲けよう!というわけです。
ケンジ
高見沢
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ダンカンを狙うのはこの5人
南米の殺し屋にダンカンを殺させる作戦が失敗に終わったボンボン社長。
ダンカンを殺すため、スペシャルチームを招集しました。
シンディ。担当はハニートラップ。
アレクセイ。なんかこまごま動いてる人。
ヒルデ。殺しが大好きなサイコ女子。社長の恋人。
ファクンド。狙撃の名手みたいだけどあんまり見せ場はない。
カール。ヘリとか車とか運転するひと。以上。
高見沢
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ダンカンとカミーユの関係の変化
ダモクレス社の面々がダンカン殺しの計画を進める中、ダンカンとカミーユの距離はだんだん近づいていきます。
高見沢
カミーユは、大きな音に過敏に反応したり、他人の視線に怯えたりとなんだか情緒不安定。
ダンカンとの距離が縮まるなか、その理由を語り始めます。
13歳のバイト先で男の上司とふたりきりになったとき、殴られ、倒され、そのあとは・・・とカミングアウト。
ダンカンは黙って彼女の言葉に耳を傾け、想像の中で彼女を襲った男を殴り殺すのでした。
ケンジ
ダンカンの居所をつかむも、返り討ち
一方その頃、ダンカンの行方を必死に探す殺し屋一行。
会計士を脅して殺して得た情報をもとにフロリダ、ニュージャージー、テキサスをまわるも収穫はありません。
再度資料を洗い直すと、ダンカンが毎年20万ドルをあるところへ寄付しており、その出金先口座がモンタナ信用金庫トリプルオーク支店であることが判明。
一同はその場所へと急行します。
すると、あっけなく発見。
シンディお得意のハニートラップにより
家に乗り込むことに成功!
いつもの調子で誘惑し・・・
無防備に見えたダンカンを遠くから狙うも・・・
作戦失敗!
ケンジ
すかさずヒルデが家に押し入りますが、ダンカンの姿は見当たりません。
なぜならもうすでに狙撃手のうしろに立っていたから。
全裸のまま、躊躇なく頭を撃ち抜きます。
ケンジ
そうして、自分を狙った殺し屋たちをほぼ全滅へと追い込んだダンカン。
しかし、生き残ったアレクセイが、カミーユを拉致してダモクレス社に連れ帰ったことが判明します。
昔の仲間に裏切られ、ダンカンも拉致&拷問
カミーユを連れ戻すため昔の仲間から情報を得ようしたところ、逆にハメられてしまったダンカンは、拘束された状態で目を覚まします。
50歳の誕生日まであと4日。
誕生日に殺すまでいたぶり続けてやる!と、ボンボン社長が息巻きます。
カミーユはと言うと、薬漬けにさせられ、廃人寸前。
ケンジ
エグい拷問が続く中、3日目には左目を奪われ、精神的にもさすがにギリギリな様子のダンカン。
にも関わらずまさかの方法で脱出!
高見沢
ケンジ
命からがらまた別の仲間のもとへ向かい、反撃のための武器を調達します。
敵にわざと自分の居場所を知らせて待ち構え・・・
おもむろに両手を上げて・・・
高見沢
ケンジ
敵を一掃したダンカンは、カミーユを取り戻すためダモクレス社へ。
会社に残っていたボディガードたちは、社長を見捨てて逃げだします。
ボディガードに案内されて社長室に向かうダンカン。
そして
こう。
ケンジ
カミーユ救出。しかし彼女の正体は・・・
ダンカンは、カミーユを彼女の家へと連れ帰ります。
彼女に治療を施したダンカンが仮眠からめざめると彼女の姿はなく。
彼女がいたベッドには新聞記事や書類が無造作に置かれ。
ダンカンがそれらに手を伸ばした瞬間、背後から銃を装填する音が聞こえます。
ケンジ
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高見沢
カミーユは、ダンカンに近づくためにこの地にやってきたと話します。
いったいなぜ?彼女の正体は?
高見沢
ケンジ
肝心のオチは内緒なんかーい!
見どころ① カッコよすぎるマッツ・ミケルセン
主人公のダンカンを演じるのはマッツ・ミケルセン。
デンマーク・コペンハーゲン出身の俳優で、その完璧な容姿と確かな演技力から「北欧の至宝」と呼ばれています。
ケンジ
2006年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」で悪役ル・シッフルを演じて注目を浴び、現在に至るまで、インディーズから超大作まで幅広く活躍しています。
近年では、2013年に放送されたドラマ「ハンニバル」や、2016年のスターウォーズシリーズ「ローグ・ワン」が話題を呼びました。
そんなマッツの魅力が爆発しているのが、本作「ポーラー 狙われた暗殺者」。
肉体美!アクション!ダンディズム!
マッツのカッコよさを凝縮した作品となっています。
迫力あるアクションシーンの多さも本作の見どころですが、それに比例するように、撮影はとてもハードだったとマッツ本人も振り返っています。
例えば、吹雪の中に全裸で飛び出して敵を倒しにかかるシーンに関しては、こんなコメントも。
「なんてこった、俺はこのシーンをやるには歳をとりすぎてる。早く家に帰りたい! って感じでした。でも今は満足しています。みんなが裸で雪の中にいる僕を見られるからじゃないですよ。それよりも、カイザーが靴とズボンを履いて5秒を無駄にするより、素っ裸で飛び出して相手に奇襲をかける判断を、瞬時に下せる男だとわかることが重要。喜んでその行動を選択できることが、彼を他のヒットマンとは違う存在にしているんです」
ケンジ
高見沢
見どころ② MVの巨匠による映像美と音楽センス
このポーラー 狙われた暗殺者の監督・脚本を務めるのが、スウェーデン出身のJonas Åkerlund(ジョナス・アカーランド、またはヨナス・アカーランド)。
PV・MVの監督としても有名ですが、作るPVが過激すぎて次々に放送禁止になってしまうという伝説を持っています。
映画の冒頭で流れるのは、Earth, Wind & Fireの「セプテンバー」。
ドローンのようなカメラワーク(CGかも)と、色鮮やかな映像とネオンカラーのモーショングラフィックで見せるオープニングロゴもオシャレ。
本編はと言うと、ハイテンションなシーンと穏やかなシーンが次々と切り替わることでそれぞれのキャラクターが際立つとともに、「映像はポップなのに残虐!」「このシーンでこの音楽!?」という意外性がたくさん仕掛けられているなど、馬鹿っぽさとシュールさと切なさが共存する構成力に脱帽です。
以前WiMAXMANIAXでNetflixを紹介した記事では、
ネット配信を前提としているため、これまでの映画やドラマでは難しかった表現や、大衆受けしないテーマ(マイノリティな視点)にも挑戦しやすい。
お金は出すけど口は出さないよ、というスタンスも相まって、「Netflixで作品をつくりたい!」と手を挙げるクリエーターは後を絶たないそうです。
と紹介しました。
ジョナス・アカーランドは過去に4本の映画を手がけていますが、どれも話題性はいまひとつ。
そんな中、監督の感性がこれでもかと詰まったポーラー 狙われた暗殺者を観ると、めちゃくちゃ自由にやらせてもらったんだろうなあ!と思わされます。
高見沢
お見事ッ★
最後に
アクションやサスペンスが好きならぜひ観てほしいNetflixオリジナル作品ポーラー 狙われた暗殺者。
高見沢
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