はじめまして!本サイトを運営してます高見沢と申します。
高見沢
仕事柄、いろんなインターネット回線を比較してきた僕。
大手キャリアのスマホをはじめ、WiMAXなどのポケットWiFi、固定回線(光回線)などなど、インターネット回線ってたくさんあってなにを選んでいいかわからなーい!
というひとのために、それぞれのメリットデメリット、賢い購入の仕方やお得になる裏ワザなどを紹介しています。
高見沢
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あい
ホームルーターとモバイルルーターの違い
ではまずはじめに、ホームルーターとモバイルルーターの違いについて説明します。
WiMAXの紹介で、よく見るのはこういうカタチの端末ですよね。
これは、WiMAXのWX04。
スマホほどの大きさで、持ち運べるのが特長です。
これをモバイルルーターと言います。
一方、今回発売されるホームルーター「HOME 01」はこんなカタチです。
あい
大きくて厚みがありますね。裏には、モバイルルーターにはないLANポートなども付いています。
では、大きさや重量、電源について比較してみましょう。
品名 | WX04 | HOME01 |
---|---|---|
名称 | モバイルルーター | ホームルーター |
幅 | 111mm | 70mm |
高さ | 62mm | 155mm |
厚さ | 13mm | 100mm |
重さ | 128g | 338g |
電源 | バッテリー | AC電源 (コンセント) |
モバイルルーターはスマホと同じように充電して使用しますが、ホームルーターは、コンセントにつなぎっぱなしで使います。
つまり、持ち運べない。
ホームルーター=自宅専用WiFiということですね。
あい
高見沢
だけど、ルーターとしての性能は、モバイルルーターよりホームルーターのほうが優秀なんだヨッ。
だから、外出先ではスマホのギガで足りてるけど、自宅には快適なWiFi環境がほしい!というひとにぴったりなんダッ★
光回線を引こうとすると工事までに数ヶ月待たされることも少なくないケド、WiMAXなら最短翌日着で届いたその日から使えるから超ラクチン!
安定した高速通信を求めるならホームルーター
そもそも、バッテリーとAC電源(コンセント)では使える電力量がぜんぜん違います。
あらゆる電気製品がそうですが、使える電力量が大きいほどやれることは増えるんです。
あい
例えば、バッテリー式の掃除機とコンセントにつないで使う掃除機とでは、吸引力がぜんぜん違いますよね。
掃除機と違って、ルーターという機械は「WiFiを飛ばす」という、目に見えない機能なのでイメージしずらいんですが、
継続して強い電波をキャッチし続けるって、けっこう体力(電力)を必要とするんです。
例えばモバイルルーターのW03のバッテリー目安を見てみると、電力消費によってキャッチできる電波の強さが異なります。
電力消費 | 最大受信電波 | 使用時間 |
---|---|---|
大 | 440Mbps | 490分 |
中 | 220Mbps | 690分 |
小 | 110Mbps | 830分 |
バッテリーを使う端末は電力消費を抑えることも課題のひとつなので、開発時には、電力消費を抑えながらいかに受信電波の強度をキープするかという点に重きを置いて開発されます。
もちろん、最近は省エネが前提なので通常の家電もそうした視点は必要なのですが、バッテリーを使う端末と比べたらその縛りがゆるいのは確か。
コンセントにつなぎっぱなしで使うホームルーターなら、消費電力を気にすることなく、さまざまな視点から「より強い電波を安定して送受信できる性能」を盛り込めるというわけです。
高見沢
特に、今回新発売となったHOME01は、さまざまな工夫によって、より安定性が高く、強い電波を送受信できるようになっています。
特許出願中の技術で通信性能アップ
HOME01はNEC製。
これまでにもNEC製のWiMAX専用モバイルルーターはありましたが、ホームルーターは初めての製品となります。
高見沢
WiMAXの初期から関わり続けてきたNECは、電波の特性や弱点も含め、WiMAXについて知り尽くしています。
WiMAXのルーターの中では、
- WiMAXの基地局から電波をキャッチする
- WiFiの電波を放射し、スマホやPCをインターネットに接続する
という動きがおこなわれています。
ですので、通信性能をアップするためには、
- WiMAXの電波を、より強く効率的にキャッチする
- WiFiの電波を、家のすみずみまで届ける
という2点を同時に実現する必要があるんですね。
高見沢
それぞれ詳しく説明していくネッ★
ワイドレンジアンテナ
ワイドレンジアンテナとは、
- WiMAXの電波を、より強く効率的にキャッチする
- WiFiの電波を、家のすみずみまで届ける
この両方を叶えるための技術です。
全方向にアンテナを取り付けることで、WiMAX電波の受信感度をアップするとともに、WiFiの電波をあらゆる方向へ放射することが可能になりました。
ちなみにワイドレンジアンテナは特許出願中のNEC独自技術。
HOME01に初めて搭載されています。
マイクロSRアンテナ
μ(マイクロ)SRアンテナも、NECの独自技術。
これは、
- WiFiの電波を、家のすみずみまで届ける
ために採用されている技術です。
アンテナは、小さくするほど受信感度や放射効率などが劣化するという問題がありましたが、
NECが開発したマイクロSRアンテナは、米粒ほどの小ささでありながら、電波を360°全方位へしっかり飛ばすことができるというスグレモノ。
ワイドレンジアンテナ+マイクロSRアンテナによって、WiFiのエリアをさらに拡大することができるというわけです。
WiMAXハイパワー
WiMAXハイパワーとは、
- WiMAXの電波を、より強く効率的にキャッチする
ための技術です。
WiMAXの電波は、LTEと比べると屋内に届きにくいという弱点がありますが、その弱点を克服するために開発されました。
WiMAXハイパワーが搭載されている端末は、近くにあるWiMAXの基地局に働きかけることで、建物の中など電波が届きにくい場所での通信速度が約70%も向上します。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは、
- インターネットに接続する機器(スマホやPC)を狙って、強いWiFiの電波を届ける
ことができる技術です。
ビームフォーミングが付いているルーターは、スマホやPCの場所を予測して、その方向に強力な電波を送ってくれるので、安定した高速通信が可能になります。
ルーターから離れた場所でも通信が安定し、速度が落ちにくくなるので、ルーターが置いてない階でもしっかりWiFiが届きます。
高見沢
HOME01に採用されている技術
WiMAXの電波受信を強化 | WiFiの放射効率をアップ |
---|---|
ワイドレンジアンテナ | ワイドレンジアンテナ |
WiMAXハイパワー | マイクロSRアンテナ |
ビームフォーミング |
専用のスマホアプリで管理も簡単
HOME01には、専用のスマホアプリが用意されています。
スマホ上でデータ通信量を確認できたり、
ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの切り替えがおこなえることも便利なんですが、
いちばんの注目は電波インジケータ機能が使えること。
電波インジケータとは、ルーターを置いた場所のWiMAX電波レベルを確認できる機能です。
HOME01を置いた場所の電波レベルをアプリから確認できるので、より電波のいい場所に設置することが可能になるんですね。
高見沢
簡単に見つけられるってことだネッ★
最後に
この記事では、12月7日に発売されるWiMAXのホームルーターHOME01について詳しく紹介してきました。
コンセントにつなげて使用するホームルーターは、モバイルルーターよりも多くの電力を使えるので安定&高速通信が可能。
さらに、NEC独自の技術によって「屋内に電波が届きにくい」というWiMAXの弱点もカバーしています。
HOME01にはLANポートが付いているので、テレビにつないだり、プリンタを無線化することもできます。
また、モバイルルーターの場合は同時に接続できるインターネット機器は10台程度ですが、
HOME01では最大22台もの端末をつなぐことができるので、スマホもパソコンもタブレットもゲーム機も、家中のインターネット機器を接続することが可能です。
高見沢
自宅にインターネットを引こうかと検討しているひとは、ぜひHOME01を検討してみてッ
