どんなときもWiFiが通信障害ですね。日曜の夜、急遽ではありますがこの理由を推測してみます。
高見沢
おそらく今回の通信障害の理由は、
- そもそもビジネスモデル的には割とギリの線
- 実質使える回線はソフトバンクだけ
- 新型コロナウイルスによる在宅ワークと学校休校
といったところではないかと思われます。
実はこのような状況って光回線でも結構起きてて、僕が以前契約していた「Toppa!(トッパ!)」や、So-netでも、ここまでひどくはなかったものの、結構厳しい状況になりました。
高見沢
結局の所、通信回線というのは光ケーブルにしろ電波にしろ国が管理していて、それをドコモやソフトバンク、au等の事業者が割り当てられて運用しています。
その事業者が持っている回線の「太さ」を超える通信が起これば混雑して全体が遅くなります。
高見沢
深夜であれば交通量が減り、朝や夕方になると渋滞が発生するのも似ています。これを解消するためには、車線を増やすか、高速道路を通して速度を上げるなどの対策が必要です。
ネット回線に置き換えてみると、車線を増やす=回線を太くするのは難しいので、速度を上げて対応することになりますね。
電波であれば、以前の3Gから4G、そして5Gへ。
固定回線であればISDNからADSL、そして光回線へと進化してきました。
この記事の内容
モバイル回線の大躍進
そしてスマートフォンの圧倒的普及により、需要に応える形でモバイル回線が躍進します。
4Gが普及し、アンテナが全国津々浦々にまで張り巡らされ、いまや都市部であれば地下鉄に乗っていても通信ができる状態が普通です。
こうして、特に若い一人暮らし世代などは工事が必要な光回線を契約せず、スマホのデータプランのみで利用する人がどんどん増えています。
そしてそれに対応するため、au・ドコモ・ソフトバンクは60GB等の大容量プランを提供する状況となりました。
多くの人がネット接続をスマホのデータプランで行うようになり、さらにYoutubeやネットフリックスなどの動画視聴がネットコンテンツ消費の主流となったいま、データ通信量は爆発的に増加しているのです。
高見沢
そこで、無制限に使えるモバイルルーターが登場したのです。
ビジネスモデル的にはかなり厳しい無制限モバイルルーター
以前から無制限モバイルルーターは存在していました。
ただその多くは非常に低速で、データを大量に利用したくてもできないものが多く、正直使い物になりませんでした。
そんななか、いわゆる「民泊WiFi」と言われるモバイルルーターの中には、比較的低料金なのに高速で、なおかつ無制限をアピールしているものがいくつかあったんですね。
- サクラWiFi
- スターWiFi
- FUJI WiFiの無制限プラン
などがあったと記憶しています。
高見沢
でもそれらの回線って、どういうわけかすべて「ソフトバンク回線」を利用していたんですね。
ちなみに大容量データプランが売りで、先日まで無制限プランがあったネクストモバイルも、ソフトバンク回線。
要するに、高速かつ大容量、無制限で使えるとアピールしているWiFiルーターすべてが、ソフトバンク回線だったんです。
あい
ケンジ
高見沢
最近続々と登場している「無制限WiFi」の仕組み
最近、どんなときもWiFiをはじめとした「無制限WiFi」が続々と登場しています。
ボクが把握しているだけでも、
- MUGEN WiFi
- 縛りなしWiFi
- 限界突破WiFi
- よくばりWiFi
- めっちゃWiFi
- THE WIFI(ザ・ワイファイ)
などなど、もう冗談なの?ってくらいに似たような名前のワイファイルーターが、ここ1年の間にいくつも登場しています。
そしてこれ、ぜーーーーんぶ同じ仕組みで動いているんです。
各社のページを見るとわかるんですけど、すべて端末が同じなんですよ。
それは「uCloudlink(ユークラウドリンク)」の端末です。
要するに、全部このuCloudlink社の仕組みを使ってドコモ、au、ソフトバンクの回線につないでいたということなんですね。
そしてau、ドコモは明確に提供する回線を遅いものにしていたと思われますが、ソフトバンクだけはこういったWiFiルーターに提供する回線も、それほど遅くしていなかったと思われるのです。
高見沢
しかし逆にいえば、これらの「無制限WiFi」は、そのほとんどの通信をソフトバンクの回線で行っていたということです。
高見沢
正直、ソフトバンク回線でも全国ほぼどこでも使えるし、以前は20〜50Mbps程度の速度が出ていたいので、まったく不都合はありませんでした。
しかしこのソフトバンク依存のビジネスモデルが、今回の通信障害を引き起こしていると言っても過言ではないでしょう。
ソフトバンク回線への依存が、通信障害の間接的な原因ではないか
ボクはどんなときもWiFiの運営会社の社員の方とも仲良くさせてもらっていて、どんなときもWiFiが発売される時ものすごく驚いたんですね。
それまで無制限のポケットWiFiルーターといえばほぼWiMAXだけで、もし他にあったとしても運営会社が微妙だったり、速度がめちゃくちゃ遅くて使い物にならないものだったり。
WiMAXの回線は3日10GBの制限、地下や郊外、大きなビルの中に弱いという弱点がありました。
それを大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線が使い放題なんて、まさに夢のようなWi-Fiルーターの登場でした。
しかし蓋を開けてみれば、ボクが確認している限りでは常にソフトバンクでの接続でした。もちろんそれでも品質には全く問題がなかったので、このサイトでもイチオシしてきたのです。
ただ、どんなときもWiFiのあとにも先程挙げた「無制限WiFi」が雨後の筍のようにどんどん出てきて、真っ先に思ったのは「そこ、契約で“握って”無かったのか…」ということ。あと、「このuCloudlink社、えげつないわー」ってことです。
あい
これだけ後からどんどん似たようなサービスが発売されれば、差別化は絶対に無理。それでも契約をたくさん取ろうとしたら、圧倒的な広告投下での知名度アップと、価格競争だけです。uCloudlink社もそれをわかった上で他社と提携を続けた、ということです。
高見沢
しかし取り扱い社数が増えても、auとドコモの回線も選べるといいながら、実際には接続されません。こうなると当然、速度を維持した状態で回線を提供してくれるソフトバンク回線への依存がどんどん高まります。
何ごとも一社に依存する状態は極めて不健全。ソフトバンクの意向次第では、回線速度の低下だってあり得る状態になってしまっていたのですね。
そして、ついにそれは現実のものとなりました。
在宅ワークと小中高の休校で通信量が激増したのではないか
ソフトバンク回線に依存した状態で運営されていた各社の無制限WiFi。それなりに高速通信を楽しめていたのですが、それを破綻する出来事が起こります。
新型コロナウイルスの流行です。
この新型コロナウイルスの流行により、企業では在宅ワークを推奨しています。また、全国の小中高が一斉に休校となりました。
これにより何が起きたかと言うと、ネット回線の通信量の激増ですよね。
高見沢
ケンジ
あい
高見沢
ただでさえ在宅ワークが増えて自宅からの通信が増えていますよね。そして家庭に小中高生がいたら、動画とかめちゃくちゃ見ます。
高見沢
この通信量の増加は、当然「無制限WiFi」も例外ではないでしょう。
どんなときもWiFiからの説明では「一部のキャリアからのSIMカードの提供がストップ」とありますが、一部キャリアとはおそらくソフトバンクであることが予想されます。
ソフトバンクとしては自社の顧客(ソフトバンクユーザー)の通信を守るのが第一でしょうし、どんなときもWiFiなどの「無制限WiFi」陣営も、正直できることはほとんど無いでしょう。あるとしたら月額料金の返済可、違約金なしでの契約解除くらいだと思われます。
ただし莫大な量の契約を抱えているはずですから、それは難しい判断になるでしょう。すべてに真摯に対応したら、下手したら会社の経営が揺らぐ可能性だってあります。
おそらく「無制限WiFi」の運営陣は、uCloudlink社への損害賠償請求を考えていると思いますが、契約書で上手に免責されている可能性もありますし、個人的にも非常に興味深く見守っている状態です。
どんなときもWiFiは「4月上旬には解消される見込み」とのリリースを出していますが、個人的にはかなり難しいんじゃないかなーと考えています。
あい
ケンジ
高見沢
自宅だけでOK、完全無制限で使うならモバレコエアーがおすすめ!
もしあなたが急いで自宅のネット回線を用意したいのなら、モバレコAirがすごくおすすめです。
高見沢
特徴は
- ソフトバンクエアーとまったく同じ
- 料金はソフトバンクエアーより安い
- もちろん無制限で使い放題
- もちろん工事なし
- 届いたらすぐに使える
- キャッシュバック17,000円
- 不満なら全額返金
などなど、なかなかすごい回線なんです。
ワイマックスと比較して劣るところがあるとすれば、それは外で使えないこと。
高見沢
でも今は外にもなかなか出られないし、在宅ワークは今後も続きそうな雰囲気。
外で使えないことを上回るメリットがあるので、自宅での利用が前提であれば、本当におすすめのWIFIです。
特徴を一つずつカンタンに見ていきましょう。
ソフトバンクエアーとまったく同じ回線品質
公式サイトを見ると、左上のロゴマークに
「Powered by Softbank」
と書いてあります。
モバレコAir公式ページ
月額1,970円~で使い放題!
公式サイトには「SoftBankとのアライアンスモデル」と、デカデカと書いてありました。
↓こんな感じです。
「アライアンス」(alliance)とは、もともとの意味は英語で「同盟」や「縁組み」を意味し、カタカナ語としてビジネスシーンで使用される場合は、異なる立場にある企業同士が利益を生み出すために協力し合う体制や経営スタイルのことを指します。
引用:「アライアンス」の正しい意味と使い方って? 【スグ使えるビジネス用語集】 | フレッシャーズ
このサイトの解説によると、グッドラックとSoftBankが同盟を組んで、商品開発した、というところですね。
SoftBankのメリットとしては、WiMAXのプロバイダと同様に
- 販促費用の削減
- 顧客管理費用の削減
といったところでしょう。
一方グッドラックのメリットは
- インフラ開発費なしで商品販売
- 運営実績がある回線の再販
というところでしょうか。
ただし、まったく同じサービスであれば、SoftBank Airをそのまま販促代行してもよさそうなものです。
高見沢
料金はソフトバンクエアーより安い
モバレコAirとSoftBankAirは、回線速度やエリアなどはまったく同じ。
違うのは料金面だけです。
その料金面はどのように違うのでしょうか。
比較してみましょう。
契約月数 | モバレコAir | SoftBank Air |
---|---|---|
1〜2ヶ月 | ¥1,970 | ¥3,800 |
3〜24ヶ月 | ¥3,344 | ¥3,800 |
総額 | ¥77,508 | ¥91,200 |
このように、両者の間で2年総額14,000円ほどの差額が発生します。
もしあなたがSoftBank Airの契約を検討しているとしたら、モバレコAirでの契約のほうがかなりお得になります。
高見沢
他社ネット回線からの乗り換え保証が最大10万円
光回線や他社WiMAXなど、現在利用しているネット回線からの乗り換えで、解約金や撤去工事費などについて保証金がでます。
その額なんと最大10万円!
こういった乗り換え時の解約金負担はいま当たり前になっていますね。
高見沢
ただしこの金額は何らかで回収するはず。月額料金だったり、ソフトバンクスマホの契約などなど。
基本的には解約金の仕組みはなくなるといいなと思っています。もっとシンプルによりよい回線を選びたいですからね。
ちなみに10万円は光回線などの固定回線のみ。
WiMAXなどのモバイル回線に対するキャッシュバック金額は、上限が42,000円となっていますよ。
高見沢
モバレコAir公式ページ
月額1,970円~で使い放題!
SoftBankスマホユーザーは最大1,000円割引
また、SoftBank Airで適用される、ソフトバンクスマホの割引もそもまま適用されます。
高見沢
サービス内容を引用します
ご自宅のインターネットをソフトバンクのスマホ・ケータイとセットにすると、ご利用料金を割引いたします。
- データ定額 50GBプラス/ミニモンスター、データ定額 50/20/5GBの場合毎月1,000円割引
- データ定額(3Gケータイ)の場合毎月500円割引
- スマ放題ライトではお申し込みできません。
auにも似たようなサービスがありますが、とにかく同じグループの中であれば割引をしてでも他社に契約を逃さない、という戦略ですね。
au・docomo・UQモバイルの違約金保証
そしてなんと、モバレコAirを契約していて、他社スマホからソフトバンク乗り換えた場合にも違約金保証があります。
その額、最大9,500円。
高見沢
これで「2年縛り」などを気にせずに乗り換えができますね。
もちろん無制限で使い放題
モバレコエアーは自宅で使う限り、完全無制限使い放題です。
高見沢
WiMAXのデメリットのひとつである「3日10GB制限」もありません。思う存分ファイルの送受信やWeb会議、またNetflixやYoutubeを楽しんでください。
高見沢
もしあなたがそういったゲームをしないなら、じゅうぶんな速度を提供してくれます。
もちろん工事なし
モバレコAirも無線でネットに繋げるワイファイルーター。「ホームルーター」と言って、持ち歩くことを前提にしていないだけで、仕組みはまったく同じです。
高見沢
こういったルーターの非常に大きなメリットとして、「工事が必要ない」ということが挙げられるでしょう。
工事が必要な場合、
- 工事には立ち会いが必要
- 業者さんが混んでいると2ヶ月先とかになる
- 場合によっては工事が2回必要
- 知らない作業員が家に入る
という、非常に面倒なことが起こります。
あい
いまはウイルスのことも気になりますし、できれば自宅に知らない人が入るのは避けたいですよね。
モバレコエアーをはじめとするWIFIルーターなら、そんな心配は一切ありません。
申し込んで、端末が届いたらすぐに使うことができますよ。
届いたらすぐに使える
先程も書きましたが、こういったWi-Fiルーターの利点は工事がないこと。ということは端末が届いてコンセントに繋げば、すぐにネット通信ができるんです。
高見沢
今、WiMAXなどのWi-Fiルーターは需要の急増と端末不足で、端末が手元に届くのがかなり遅くなっています。
でもモバレコエアーはまだ端末が豊富に用意されているので、最短3日で届いて、すぐに使い始められるんです。
仕方なくスマホのデータプランに頼っていて、節約しながら使っている人には本当におすすめしたいルーターです。
キャッシュバック17,000円
これまで、モバレコAirは“独自のキャッシュバック”はありませんでした。
それがついに、17,000円ものキャッシュバックを実現。
いままでのキャンペーンは、
- 他社ネット回線からの乗り換え保証が最大10万円
- SoftBankスマホユーザーは最大1,000円割引
- au・docomo・UQモバイルの違約金保証
でしたが、これらはそのままにキャッシュバックが追加されたということです。
高見沢
モバレコAir公式ページ
月額1,970円~で使い放題!