こんにちは!WiMAXMANIAXの運営をしてるたかみーこと高見沢です。
高見沢
ガラケー時代から20年近くドコモ一筋だったものの、スマホが登場して以来、どんどん高くなる通信費に悩んでいたとき。
通信費を節約できるかも!と思っていろんなモバイルルーターを試して比較した結果、
サービス内容やコスパなど、トータル的がWiMAXがいちばんじゃない?と実感し、このサイトを立ち上げました。
高見沢
さてきょうは、アイちゃんに呼び出されてスタバなう。(←古
限定のクリーミーパンプキンフラペチーノを頼んでみたけど、甘すぎるわこれ・・・
あい
WiMAXについて調べてたんですけど、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違いがよくわからなくて!
高見沢
ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違い
WiMAXを契約すると自動的に、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの両方が使えるようになります。
高見沢
ハイスピードモードとプラスエリアモードの違いをざっくり言うとこんな感じ。
ハイスピードモード | プラスエリアモード | |
---|---|---|
月間データ量 | 無制限 | 7GBまで |
エリア | 大手キャリアより狭い | 大手キャリアと同じ |
最大理論値 | 440Mbps | 988Mbps |
実際速度 | 10〜80Mbps | 20〜90Mbps |
最大理論値とは、「すべての条件がそろった場合にでる実現可能な数値」なので、ほとんど参考になりません。
実際速度で30Mbpsが出ていれば「高速インターネット」と言われますし、動画視聴もサクサクです。
つまり、ハイスピードモードもプラスエリアモード、どちらも快適なインターネットを楽しめるのでご安心を。
それよりも、ふたつのモードの大きな違いは、月間データ量とエリアにあります。
- ハイスピードモードは無制限。でもエリアが狭い。
- プラスエリアモードは月間7GBまで。でもエリアは広い。
高見沢
ハイスピードモードについてもっと詳しく
あい
高見沢
ここから少し踏み込んだ説明になりますが、ついてきてくださいね。
ハイスピードモードで使っている電波は、WiMAX2+(ワイマックスツープラス)と言います。
ちなみに、大手キャリアが使っている電波の名前はLTE(4Gとも言う)。なじみがありますね。
WiMAX2+のエリアはWiMAXのアンテナの数で決まりますが、大手キャリアと比べるとその数は少なめ。
あい
高見沢
よほどの過疎地や山間部でなければ、エリア内であることがほとんど。
市街地で使うぶんには、エリアの心配はありません。
ですが、見落としてはいけないポイントがもうひとつ。
ハイスピードモード(WiMAX2+)は、エリア内であっても電波が弱い場所があるんです。
ハイスピードモードは、障害物に弱い
あい
高見沢
それはなぜか。
ハイスピードモード(WiMAX2+)と、プラスエリアモード(LTE)では、電波の性質が違うから。
LTEの電波は、障害物に強いという特長があります。
障害物に強いので、エリア内であればビルの中でも地下街でも電波が届きます。
一方でWiMAX2+の電波は、反射に弱いのが弱点。
エリア内であっても電波が届かない場合があるんです。
あい
高見沢
それでも、電波が弱い!困った!というときのために用意されているのがプラスエリアモードというワケッ★
ハイスピードプラスエリアモードは、いざというときのお守り
ここまで繰り返しプラスエリアモードの電波はLTEだと説明しましたが、実はこれ、auのLTE回線を利用しています。
あい
3大キャリアのひとつであるau。LTEの人口カバー率は99%以上です。
高見沢
そして先ほども説明したように、LTEの電波は障害物に強い。
ビルの奥まった部屋でも地下街でも電波ビンビンです。
プラスエリアモード(LTE)があれば、エリア外はもちろん、
都心部なのにハイスピードモード(WiMAX2+)の電波が弱い!というときに助けてくれます。
高見沢
あい
プラスエリアモードをタダで使う方法
高見沢
でも実は、タダで使える方法があるんだよネ〜
その方法は、申込時に「3年契約」を選ぶこと。
それだけで、毎月プラスエリアモードを使用してもプラス料金はかかりません。
あい
高見沢
実際、ハイスピードモード(WiMAX2+)は、都心部でもふとしたときに電波が弱くなってしまうことがあります。
そんなときでも、LTE回線を無料で使えるプラスエリアモードがあればなにかと安心ですよね。
7GBって少なくない?と思うかもしれませんが、プラスエリアモードはあくまでも保険的要素。
何度も言いますが、WiMAXの基本はデータ量無制限のハイスピードモードがメインです。
高見沢
速度制限に関する注意
さて、ここまでは
- 基本的に使うのはハイスピードモード(WiMAX2+)
- 電波が弱いときにプラスエリアモード(LTE)を使う
という2点について紹介してきました。
ここでは、それぞれの速度制限に関する注意点をご紹介します。
ハイスピードモードの速度制限
ハイスピードモードの魅力は、月間データ量無制限であること。
ですが、一定の基準を超えると速度制限が発生します。
高見沢
ハイスピードモードの制限条件とは、
「直近3日間で10GB以上」を使用すると、3日間で10GBを超えた日の翌日の「ネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃)」のみ速度制限になる
というもの。
制限に引っかかってしまっても「3日間10GB未満」であれば、すぐに制限は解除されます。
しかも、制限されるのは夜間のみですし、速度は1Mbpsと、そこまで悪くありません。
1Mbpsあれば画像送信も余裕ですし、中画質であれば動画視聴も可能な速度。
大手キャリアの速度制限128kbpsと比較すると、かなりゆるい制限だといえます。
あい
高見沢
10GBの利用目安
利用シーン | 利用目安 |
---|---|
メール送受信 約500KB/1通 ※添付ファイル含 |
約20,900通 |
ニュースサイトの閲覧 約300KB/1ページ |
約34,900ページ |
ネット動画の視聴 約4MB/1分 ※中画質 |
約45時間 |
音楽のダウンロード 約4MB/1曲 ※約4分間の楽曲 |
約2,500曲 |
ハイスピードモードの速度制限は、一般的な使い方であればよっぽど気にしなくていいレベル。
通勤通学中の動画視聴が日課、という程度ならぜんぜん余裕です。
もし超えてしまっても、翌日と翌々日を少しセーブすればすぐにもとに戻るので、そこまで大きな制約ではありません。
プラスエリアモードの速度制限
それよりも気をつけたいのが、プラスエリアモードの速度制限。
もしプラスエリアモードで7GBを超えてしまった場合・・・
高見沢
あい
大手キャリアと違い、ギガの追加購入もできません。
つまり・・・
高見沢
WiMAXの端末にはデータ通信量カウンターがついているので、
プラスエリアモードを使う際には月7GBを超えないように注意してくださいね。
最後に
ここまで、
- ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違い
- それぞれの速度制限に関する注意点
について説明してきました。
あい
高見沢
ちなみにこの記事では、ギガ放題プランを前提に説明を進めてきたヨッ!
WiMAXのプランは大きくわけてふたつありますが、基本的に「ギガ放題」しかオススメしていません。
その理由を詳しく知りたいひとは、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
