こんにちは!ネット回線に超絶詳しい男・たかみーこと高見沢です。
今日は僕のオフィスに、最近一人暮しを考えてるあいちゃんが相談に来ています。
あい
たかみーさんに色々教えてもらってて、わたしには光回線?はいらないんじゃないかなって思って。
高見沢
あいちゃんは光回線じゃないほうがいいと思うヨッ
あい
今日は改めてそのあたりを教えてもらっていいですか?
高見沢
この記事の内容
一人暮らしのインターネットに必要な条件
さてまずは、一人暮らしで使うインターネット回線に必要な条件を整理して行きましょう。
一人暮しの場合、状況としては
- 家に誰もいない時間が長い
- 使うのは夜がほとんど
- 自分しかいない
ということですね。
ここから導かれる、一人暮しに適したネット回線選択の条件は、
- 誰もいない間にも料金がかかるのか
- 混雑時間帯でも速度を維持できるのか
- 自分の趣味に必要な条件を備えているか
というものになります。
この3つのポイントを考慮していけば、自然と選ぶべきネット回線が決まってくるのです。
あい
確かに一人暮らしと実家ぐらしでは、条件が変わってきますね!
高見沢
誰もいない間にも料金がかかると損
実家の場合は、家族全員の行動がバラバラであることが多いので、家に誰もいない時間って比較的少なくなります。
ところが一人暮らしの場合は、仕事や学校、バイトや友人と遊ぶなどで、自宅にいる時間が意外と少なくなるんです。
自宅にいることがすごく好きな人でも、やはり通勤・通学時間などを含めた「外出時間」がかなり長くなります。
高見沢
あい
こう考えると、一般的な社会人が自宅にいてネットを使う時間は、帰宅後20時〜25時くらいまでの5時間程度しかないと考えていいと思います。
また、友人や恋人と食事をしたりなどもするでしょうから、トータルで見ると1日あたりの「自宅ネット利用時間」はもっと少なくなるはずです。
ここで問題になるのは、その5時間のためだけにネット回線を契約するのはもったいないということ。
ここでいう「5時間のためだけのネット回線」とは、いわゆる光回線(固定回線)ですね。
一人暮らしでは、家にいない時間がかなり長くなる。
そしてその間もずっと料金がかかり続ける光回線は、どうしても無駄なんですよね。
あい
確かに誰もいないのに無駄感がすごいかも
それに、外でも使えるモバイル回線を持てば、スマホのデータ消費を少なくすることができます。
高見沢
自宅の無駄なネット代を省くと同時に、スマホ代を節約するには、やはりモバイルルーターを持つことが有力な候補となってくるのです。
混雑時間帯でも速度を維持できないと辛い
昼間にする一般的な仕事や学校に通っていれば、自宅にいる時間帯はおそらく夜が中心となります。
当然ネットをする時間帯も同じく夜が中心。
いわゆるネットが混雑して遅くなる「混雑時間帯」と言われるのは、18時〜24時前後です。
まさにみんながネットをしているのはこの時間帯になるわけですね。
ここである程度ネットの遅くなるのは仕方ありません。
でも回線によっては、ありえないほどの低速回線になってしまうことがあるんです。
高見沢
当時ちょうど引っ越しをして、まずはすでにマンションに回線があったケーブルテレビのネット回線を申し込みました。
その時から仕事でデータの送受信は頻繁で、大きなサイズのファイルのやり取りもありました。
しかしケーブルテレビのネット回線って、下り(受信側)はそこそこ速いんですけど、上り(送信側)がものすごく遅いんです。
100MBのデータを送るのに、画面に向かって思わず
高見沢
と叫んでしまうような状態。
これでは仕事にならないと、違約金を支払って解約して、光回線を導入しました。
当時はまだ「フレッツ光」と呼ばれていた頃で、NTTと「プロバイダ」両方に月額料金を支払うかたちでしたね。
※いまは「光コラボレーション」というかたちに変わっています。またプロバイダというのはネット回線の販売代理店のようなものです。
しかしこの契約もまた解約することになるのです。
というのも、NTTの方は問題ないのですが、我が家とNTTの間に入って接続する「プロバイダ」の問題で、速度がめちゃくちゃ遅かったんです。
高見沢
って思ってた当時のウブなボク。プロバイダによって大きな差があるなんてまったく知りませんでした。
当時つかっていたプロバイダの速度は、金曜日夜10時の超混雑時間帯でなんと驚愕の
0.5Mbps!
これ、500kbpsのこと。
スマホの速度制限が128とか200とかの数字で、それに近い激遅状態。
高見沢
とは突っ込みませんでしたけどね。。。
高見沢
そこでボクは再度違約金を支払って、プロバイダを乗り換えたという経験があるんです。
なんだか事務手数料と違約金を含めて、25,000円くらい無駄なお金を使っちゃいましたね。
こういう痛い経験をしてきたボクだからこそ、混雑時間帯でも速度を維持してくれる回線の重要さについては身にしみているのです。
例え混雑していたとしても、快適にネットを使うなら最低でも15〜20Mbpsはほしいところ。
これを維持してくれる回線を選んだほうがいいでしょう。
高見沢
自分の趣味に必要な条件を備えているかは重要
ネット回線を選ぶときにかなり重要だと思ってるのが、この「趣味に使うネット」の問題。
例えばあなたの趣味が「毎日帰宅後に晩酌しながらの海外ドラマ視聴」だとしたら、やっぱり向いてないネット回線はあるんです。
あと、海外サッカーファンで、「日本の地上波TVなんて見ないけど、サッカーは毎日観たい」なんて人も、注意が必要です。
もう一つ気をつけたいのが、スプラトゥーンなんかのオンラインアクションゲーム。PUBGもそうですよね。
こういったゲームにもデータ量や転送速度、反応速度なんかの要因で、ネット回線の種類を選びます。
もしあなたがこうった「データの消費が膨大な趣味」を持っているのなら、多少高くなってでも高速で安定したネット回線を契約したほうがいいでしょう。
あい
SNSとかネットショッピングと、ちょっとYoutube観るくらい。
高見沢
じゃあ次は候補となるネット回線を紹介していくヨ★
候補となるネット回線
一人暮らしに最適なネット回線選びで考慮すべき条件がわかりました。
じゃあ次に、どんな種類の回線から選べばいいのかを見ていきます。
現在日本でネット回線を契約するなら、ほとんどの場合において次に挙げる中から選ぶことになります。
- WiMAX(ワイマックス)
- NEXTmobile(ネクストモバイル)
- Y!mobile(ワイモバイル)
- 格安スマホ系WiFiルーター
- 光回線(固定回線)
これらをまずはざっくりとした特徴を一覧表で比較してみましょう。
回線 | 料金 | データ量 | エリア | 速度 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
WiMAX | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◎ |
NEXTmobile | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ |
Y!mobile | △ | ◎ | ☓ | ◯ | △ |
格安スマホ系 ルーター |
△ | ◯ | ◎ | ☓ | △ |
光回線 | ☓ | ◎ | – | – | △ |
あくまで僕の評価ではありますが、このようになりました。
僕の中でのオススメは、
- WiMAX
- NEXTmobile
です!
それ以外は、一人暮らしのネット回線としては、「趣味などで特殊な条件を除いて」おすすめできないと考えています。
あい
高見沢
じゃあ次は、どうしてそういう評価をしたのかを見ていくヨ★
WiMAX(ワイマックス)の特徴
まずはたかみーイチオシの「WiMAX」から解説していきます。
WiMAXの特徴は何と言っても月間データ量が無制限なところ。
一ヶ月に何ギガつかっても追加料金は一切ありません!
高見沢
あい
(何の動画みてたんだろう)
それではその他にもあるたくさんのメリットを紹介していきます!
- データ無制限
- 月額料金が安い
- 家でも外でも使える
- 速度も速い
あ、もちろんデメリットというか、弱いところも解説しますので、読んでみてくださいね。
メリット1 データ無制限
WiMAXの最大のメリットは、先程も書いたように月間のデータをどれだけ消費しても大丈夫なところです。
この特徴がめちゃくちゃ大きいですよね。
ボクが1年間WiMAXだけで過ごしていたとき、最大では170GB使いましたが、通常であれば60〜70GBでした。
170GBに到達したのはちょうどオフィスの引越でネット回線がなくて、WiMAXだけで社員のネットもまかなっていたときだからですね。
あい
高見沢
メリット2 月額料金が安い
WiMAXの月額料金は、プロバイダによっては3,000円程度になります。
通常の光回線だと、なんだかんだでどうしても5,000円近い金額になっちゃうので、かなり安いですね。
それでいて月間無制限で使える。
僕のオススメのプロバイダであるBroadWiMAX(ブロードワイマックス)であれば、月額2,726円から使えます。
その他にも月額料金はちょっと高いものの、40,000円を超えるキャッシュバックがもらえるプロバイダもあります。
このように無制限で使えるのに、料金面が非常にお手頃。
これがWiMAXのふたつめのメリットです。
あい
高見沢
でも運営元のUQ WiMAXで契約すると高かったりするから、プロバイダ選びが重要ダヨ★
メリット3 家でも外でも使える
WiMAXにはホームルーターという自宅に置いて使うタイプと、モバイルルーターという持ち歩き前提のふたつのタイプがあります。
こっちがホームルーター。
こっちがモバイルルーターですね。
ホームルーターはその名の通り、自宅で使うことが前提。
サイズもかなり大きいし、バッテリーを内蔵してなくて持ち歩いて使うことが出来ません。
高見沢
それに対して、モバイルルーターは、持ち歩いて使うことが前提となっています。
家でも外でも使えることは、大きなメリットを生みます。
まず、自宅のネット回線が安く使えること。
その回線を外に持ち歩いて使うことで、スマホのデータプランを最小に出来ます。
高見沢
これでWiMAXを無制限に、auの回線を7GBと、格安スマホのデータプランの上限まで使えるのです。
料金も、仮にLINEモバイルの音声通話SIMで最小の3GBだとすると、
- WiMAXが2,726円〜
- LINEモバイルが1,690円
- 合計4,416円
という破格の価格に。
このように「家でも外でも使える」というメリットは便利なだけでなく、金銭面にも影響するのです。
あい
高見沢
メリット4 速度も速い
WiMAXのメリットの4つめは、速度が速いということです。
平均して20〜40Mbps、最大と最小の幅としては10〜80Mbpsというのが実感です。
高見沢
Huluやネットフリックスも問題ありません。
DAZNのライブ中継は少し止まったりすることもあるかな、というのが使っての実感。
高見沢
さきほど「混雑時間帯で使い物にならなかった話」を書きましたが、WiMAXでそこまで低速になったことはいままで一度もありません。
あい
高見沢
普通の使い方ならまったく問題ないヨ!
あと、よく「最大400Mbps」とか書いてあるけど、あれは理論上の数字。
実測でそこまで出ることは絶対ないからネ〜
さて、次はWiMAXのデメリットを見ていきましょう。
デメリットは次のふたつ。
- 無制限エリアがちょっと狭い
- 3日10ギガで速度制限
これを解説していきます。
デメリット1 無制限エリアがちょっと狭い
WiMAXはau、ドコモ、ソフトバンクの大手キャリアに比べれば、通信できるエリアが狭くなっています。
これは、企業としての大きさの違いが直結しています。
売上規模でNTTドコモの4兆円に対して、WiMAX運営企業の(UQコミュニケーションズ)は3,000億円。
高見沢
こうなるとアンテナ設置数では絶対にかないません。
これが山間部や郊外でWiMAXの電波が弱い理由ですね。
ただしWiMAXはauの系列企業です。なので、月間7GBまではauのLTE回線が利用できます。
これによって
- エリアが狭いけど無制限で使えるWiMAXエリア
- 全国どこでも使えるauエリア
の両方を使うことができるのです。
高見沢
あい
契約したあと自宅に電波が入らなかったら?
もしWiMAXを契約して端末が届いたあと、自宅に電波が入らないことがわかったらどうすればよいのでしょうか。
そのまま泣き寝入りしか無いのでしょうか。
あい
高見沢
契約後8日以内なら一方的に解約することができるヨ★
WiMAXをはじめとするこういったネット回線の契約は、「初期契約解除制度」というものが法令で定められています。
これは、とかく複雑なスマホやネット回線の契約から消費者を守る制度。
よくわからないままに契約して納得できない人が、一方的に契約を解約することができるんです。
これで、「エリア内だと思って契約したのに実際にはエリア外だった」という場合にも、8日以内に申請すれば契約を解除できるのです。
ちょっと面倒なのは事実ですが、これで安心して契約できますね。
デメリット2 3日10ギガで速度制限がかかる
WiMAXは月間データ量が無制限ですが、完全無制限ではありません。
それは、3日で10ギガ使うと適用される速度制限です。
この速度制限は、
- 直近の3日間で10GB以上使う
- 翌日の夕方6時〜深夜2時に制限がかかる
- 翌日の利用料が抑えられて制限解除
という流れですね。こんな感じです。
でも例えば、3日目に20ギガとか使っちゃうと制限解除は、「20ギガの利用」が直近3日から外れる3日後になりますね。
まあでも、夕方6時から深夜2時の間も1Mbps程度の速度は出るので、YoutubeだったりSNSだったりは問題なく使えます。
高見沢
それもDAZNでサッカーをたくさん見たときだけ。
あい
高見沢
普通の使い方なら、まず到達しないデータ量ダヨッ
WiMAXは月間データ量が無制限なのに、月額料金が安くて、auのLTE回線も使えて、まさにほぼ最強のモバイルWiFiルータです。
自宅がWiMAXのエリア内なら、一人暮らしには一番向いてる回線だと思います!
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 3,000円程度 |
データ量 | 無制限+ au回線7GB |
エリア | 都市部はOK 地下や建物の中は弱め au回線は全国OK |
速度 | 平均20〜40Mbps |
総合評価 | 無制限エリアの問題はあるものの、 自宅がエリア内ならやはりイチオシ! |
さて次は、二番目にオススメのネクストモバイルについて見ていきましょう。
NEXTmobile(ネクストモバイル)の特徴
WiMAXと並んでイチオシ(2つ目だけど)のWiFiルーターは、ネクストモバイルです!
ネクストモバイルは、無制限ではないものの大容量のデータを格安価格で使えるスグレモノ。
そして特筆すべき特徴は、ソフトバンク回線を使用しているというところです。
あい
高見沢
ネクストモバイルは安くて早くて大容量なのに、WiMAXと違って全国ほとんどどこでも使えるんです。
それではここからは、その他の特徴も合わせて解説していきます。
ネクストモバイルを使うメリットは、
- ソフトバンク回線で全国ほぼどこでも使える
- 月額料金が安い
- 月間データ量が大容量
- 速度も速い
- 家でも外でも使える
というところ。
メリットの後には、もちろん弱いところも余すところなく解説しますので、読んでみてください。
メリット1 ソフトバンク回線で全国ほぼどこでも使える
まずは最大の特徴から解説していきます!
ネクストモバイルはソフトバンク回線を使ったMVNO(格安SIM)。
ということは、ソフトバンクのスマホが使えるところならどこでも使えるということなんです。
あい
高見沢
そう、ネクストモバイルの凄いところは、
ソフトバンク回線をたっっっぷりと使える
というところなんです。ここがWiMAXとの最大の違い。
WiMAXはデータ量が無制限(+au回線7GB)でした。そのかわり無制限で使えるエリアはちょっと狭めで、郊外ではつながらないこともありますし、地下や大きなビルの中なんかも苦手としています。
高見沢
一方のソフトバンクはデータ量に上限はあるものの、全国どこでも使えるのです。
そのデータ量なんと最大50ギガ。
50ギガあれば割と多くの人が、すべてのデータ通信をまかなってしまえます。
次はそのデータ量についてもう少し詳しく見ていきましょう。
メリット2 月間データ量が大容量
ネクストモバイルはソフトバンク回線をたっぷりと使えるところが特徴。
最大50GBなのですが、他にも20GB、30GBプランが用意してあります。
しかも、ネクストモバイルにはWiMAXの「3日10ギガ」のような速度制限はありません。
月間データ上限に達するまでは、何も気にせず使えます。
それでは各プラン、それぞれ一ヶ月にどのくらい使えるのか、わかりやすく表にしてみました。
したいこと | 20GB | 30GB | 50GB |
---|---|---|---|
メール 送受信 |
4万通 | 6万通 | 10万通 |
LINE ※トークのみ |
1,000万通 | 1,500万通 | 2,500万通 |
Webサイト 閲覧 |
6.7万回 | 10万回 | 16万回 |
YouTube | 83時間 | 125時間 | 208時間 |
Hulu ※推奨画質 |
62.5時間 | 93.7時間 | 156.2時間 |
Netflix ※低画質 |
66.6時間 | 100時間 | 166.6時間 |
DAZN ※データセーブモード |
44.4時間 | 66.6時間 | 111.1時間 |
音楽ダウンロード | 5,000曲 | 7,500曲 | 12,500曲 |
オンライン アクションゲーム |
133時間 | 200時間 | 333時間 |
※数字は目安です
これを見ると、正直20GBで十分?と思いますよね。
あい
高見沢
でも実は、これは「それだけしてたら」ってことに注意が必要ダヨ★
例えば、「20GBプランでも、Youtubeを83時間も見られる」って思いますよね。
でも、普段生活していてちょっと検索したり、GoogleMapを使ったり、LINEをしたりします。
あとはインスタやFacebookなんかのSNSも使うだろうし。
こういったものが積み重なると、実際にはかなり消費されているので、83時間は絶対に見られません。
僕のおすすめは「大は小を兼ねる」で50GBプランなのですが、少なくとも30GBを選んでほしいなと思います。
高見沢
あい
高見沢
次はみんな気になる料金について解説していくヨ★
メリット3 月額料金が安い
ここまでネクストモバイルは、
- ソフトバンク回線で全国どこでも使える
- 大容量のデータを使える
というところを解説しました。
でも気になるのは料金面。
月々の支払いはできるだけおさえたいですよね。
ネクストモバイルの料金プランは次のようになっています。
項目 | 20GB プラン |
30GB プラン |
50GB プラン |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
1~12ヶ月 | 2,760円 | 3,490円 | 3,490円 |
13~24ヶ月 | 2,760円 | 3,490円 | 4,880円 |
契約期間 | 2年間 | 2年間 | 2年間 |
あい
高見沢
仮に最大の50GBプランを契約しても、なんと3,490円から使えるんダッ
そうなんです。
ネクストモバイルは、正直かなり安く使えるんです。
ここまで安い大手キャリア回線のWiFiルーターは、少なくとも僕は知りません。
そしてこ、格安スマホの最小プランと合わせるのがオススメ。
高見沢
ということは合わせて月額5,000円程度で、通話もできて50GB使えるという最強のスマホ環境ができあがるのです!
あい
高見沢
大手キャリアを使っている人は、違約金を払ってでも乗り換えたほうがいいと思ってるヨ〜
あい
メリット4 速度も速い
ネクストモバイルのような格安SIM系サービスは、確かに遅い回線があるのは事実です。
特に混雑する時間帯である、ランチタイムと18時以降は結構遅くなっちゃうことが多いですね。
高見沢
ま、その分安いんだけどネ〜
安いとは言え、ネットが遅いのはイライラするもの。
その点、ネクストモバイルは全く遅いということはありません。
僕の実測で、常時20〜40Mbpsの速度が出ていますので、正直何をするにでも不便は一切ありません。
ネットフリックスなんかの高画質動画だってサクサク見られます。
高見沢
一番速度を要求される高画質動画がサクサク見られるってことは、他のどんなことでも問題ありません。
最近ではインスタのストーリーやTikTokも流行ってるので、家でも外でもストレスなく動画が見られるのはすごく嬉しいですよね!
メリット5 家でも外でも使える
ネクストモバイルは基本的に「モバイルルーター」を持ち歩いて使います。
現在の持ち歩き用機種はこれですね。
持ち歩いて使うことは、WiMAXで解説したのと同じ効果があるんです。
あい
高見沢
特にネクストモバイルは全国どこでも使えるから、ホントに節約できるんダヨッ
ここからはまた、ちょっと僕の経験を話すネ〜
WiMAXを持っていったのですが、これが間違いでした。
僕の使っているWiMAX機種はちょっと古くて、auの回線が使えないモデル。
2泊3日の行程だったのですが、その二泊とも、ホテルの部屋にWiMAXの電波が届きにくかったのです。
あい
高見沢
どうしてもホテルで仕事をしなくてはいけない状況だったので、仕方なくY!mobileのスマホでテザリングをしました。
しかし当然仕事のデータはサイズが大きいので、すぐに月間データ上限に達してしまいます。
泣く泣くデータチャージ(500MB/500円)をしながら使っていましたが、やはり500MBなどすぐに消費してしまいます。
そうこうして、何度も何度もデータチャージをしました。
また、他の日にも同じような状況でデータチャージを繰り返したのです。
そして翌月のY!mobileの請求額に驚愕。
なんと11,451円!
高見沢
ネクストモバイルを持ち歩いていれば、WiMAXのようにホテルの部屋で使えないこともなかったでしょうから、これは防げたことなんですよね。
また、スマホのデータプランを最小にすることが可能ですし。
とくに地下鉄での移動が多い人なら、どこでも使えるネクストモバイルはその力を存分に発揮してくれます。
デメリット1 プラン変更ができない
WiMAXや他の回線は、月ごとにプラン変更が可能になっていることが多いですね。
ところがネクストモバイルは契約後のプラン変更ができません。
もし20GBで契約してしまったら、あとから「足りない!」となっても20GBで我慢し続けるしか無いのです。
あい
高見沢
大は小を兼ねるッ!
確かに20GBプランの「月額2,760円」は魅力的。
でも30GBプランの3,490円だって、格安スマホと合わせれば相当安いことには間違いありません。
高見沢
デメリット2 人によってはデータが足りない
最大50GB使えるネクストモバイル。
普通のひとなら本当に十分なデータ量ですが、やはり使い方によっては足りなくなるでしょう。
たとえば、
- NetflixやHuluで動画を見るのが趣味
- DAZNでスポーツ配信を見るのが趣味
- スプラトゥーンやPUBGなどオンラインアクションゲームが趣味
という人は、やっぱり50GBじゃ辛いかもしれません。
もちろん毎日でなければ大丈夫かもしれませんが、趣味をデータ量の問題でセーブするのはつらいですよね。
こういった人は、やっぱり無制限で使えるWiMAXがおすすめです。
高見沢
こういう人は光回線一択だネ・・・
やっぱり全国どこでも使えるのは本当に心強い。
WiMAXの唯一の弱点、エリア問題を補うのが、ネクストモバイルなんです。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 2,760円〜 |
データ量 | 最大50GB |
エリア | 全国ほぼどこでもOK |
速度 | 平均20〜40Mbps |
総合評価 | 無制限ではないものの 全国どこでも使えるのは非常に魅力的。 WiMAXの無制限が不要ならこれで決まり! |
さてここまでは、僕のイチオシであるWiMAXとネクストモバイルについて解説しました。
高見沢
あい
自宅がエリア内かどうか調べてこよっと。
さてここからは、他の回線も解説しておきます。気になると思いますしね。
ただしここまででもかなり文字数を使っているので、ホントに大事なところだけに絞って解説していきます!
まずはWiMAXと同じようなサービス、Y!mobileのポケットWi-Fiから。
Y!mobile(ワイモバイル)ポケットWiFiの特徴
Y!mobileはソフトバンクが運営する格安スマホブランドですね。
実はMVNO(格安スマホ)ではなくて、ソフトバンクの安めのブランドとしての位置づけです。
ここが他の格安スマホと大きく違うところです。
高見沢
あい
じゃあY!mobileのポケットWiFiもソフトバンク回線?
高見沢
Y!mobileのポケットWiFiは、確かにソフトバンクの回線を使ったWiFiルーターです。
ただし、ソフトバンク回線で使えるのは月間7GBまで。
同じソフトバンク回線を使えるネクストモバイルと比べると圧倒的に少ないんです。
でも実は、WiMAXと同じく月間無制限で使えるモードが存在します。
それが「アドバンスモード」です。
無制限?アドバンスモード(アドバンスオプション)はエリアに注意
Y!mobileを無制限で使えるアドバンスモードにはどんな特徴があるのでしょうか。
エリアが狭い
まず大きな特徴として、かなりエリアが狭いことがあります。
WiMAXは無制限で使えるモードが標準で、全国どこでも使えるモード(7GB)がオプションという位置づけ。
これに対してY!mobileは、全国どこでも使えるモード(7GB)が標準で、無制限モードがオプションという位置づけ。
WiMAX | Y!mobile |
無制限が標準 |
7GBのソフトバンク回線が標準
|
7GBのau回線がオプション |
無制限がオプション
|
この違いは、Y!mobileが利用している電波のアンテナ数の問題のようです。
この無制限モードのアンテナがまだまだ少ないのが現状のようで、契約したユーザーもかなり不満を持っていることが伺えます。
ワイモバイルのポケットワイファイ、クソだなぁ。利用できないエリアは多いし、サービス内で使い始めたばっかりなのに、ゲームも満足にできない。なんだこれ。最悪。#ワイモバイル #Ymobile #poketwifi
— たむらまさかず (@ugA9hRuLsVtTxWp) 2018年9月16日
あい
高見沢
無制限モードは有料オプションである
アドバンスモードは月ごとに利用の可否を決める有料オプションです。
その料金は月額684円。
WiMAXは無制限が標準なのに対して、Y!mobileは無制限がオプション扱い。
この違いが料金設定にも現れています。
月額料金も高い
Y!mobileは3年契約で月額3,696円。
そして無制限で使うならプラス684円で、4,380円。
WiMAXが3,000円程度で使えるのに比べて、1,000円近く高くなっているのです。
1,000円の差で3年だとなんと総額36,000円も高くなってしまいます。
同じようなサービスなのに、かなり差があることに注意が必要です。
正直なことを言うと、あまりおすすめできません。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 4,380円(うち無制限684円) |
データ量 | 7GB 無制限は有料オプション |
エリア | 全国ほぼどこでもOK 無制限エリアは狭め |
速度 | 平均20〜40Mbps |
総合評価 | 料金も高く無制限エリアも狭いため あまりおすすめできない |
さて次は、格安SIMのWiFiルーターについて見ていきましょう。
格安SIMのWiFiルーター
一人暮らしの人にとって、格安SIMのWiFiルーターはどうでしょうか。
格安SIMは本当にたくさんのブランドがあるので、全体の傾向として見ていきます。
高見沢
格安SIMの特徴
格安SIMのWi-Fi特徴は、
- 月間無制限のプランはだいたい遅い
- 早くて無制限もあるけど、全然安くない
- もちろん完全無制限ではなく何らかの制限がある
というものですね。
「スマモバ」という格安SIMのWi-Fiの場合、
- 月間データ量は無制限
- でも1日3GB上限がある
- 3GB超えると激遅の128Kbps
- しかも結構高くて5,000円程度
と、ぶっちゃけネクストモバイルやWiMAXではなく、スマモバを選ぶ意味はまったくないと思います。
5,000円あれば、ネクストモバイルの50GBプランでもお釣りが来ますしね。
しかも1日のデータ上限も決まってません。
あい
高見沢
格安SIMのWi-Fiは、本当にいろんな種類があります。
ただやっぱりネクストモバイルの方がいいですし、同じ無制限ならWiMAXのほうが圧倒的に安くて使い勝手がいいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 4,980円 ※スマモバ |
データ量 | 無制限 1日3GB上限 |
エリア | 全国ほぼどこでもOK |
速度 | 平均10〜30Mbps ※スマモバ |
総合評価 | 料金が安いものは速度が遅く、速いものは高い。 WiMAXやネクストモバイルを避ける意味はない。 |
さて、次は光回線を解説しましょう!
光回線(固定回線)の特徴
光回線は自宅に有線のケーブルで引き入れて開通するネット回線。
いわゆる「普通のネット回線」ですね。
実家やオフィスはこのタイプがほとんどなのではないでしょうか。
あい
さてこの光回線、僕は一人暮らしの人には向いていないと思っています。
その理由はこちら。
- 自宅でしか使えない
- 家にいない間も料金がかかる
- 基本的に高い
- 確かに高速だけどその速度、必要?
ということですね。
実は「速くない光回線」もたくさんある
まずいいたいのは、高速で安定しているのが光回線の強み、のはずがそうでも無いことが結構あること。
というのも光回線は契約を代理する「プロバイダ」によって、速度が大きく違ってくるのです。
この記事の始めの方で解説したように、僕は500Kbpsという、光回線としては半端ない遅さを経験しています。
これがあって、WiMAXやネクストモバイルをおすすめしているのです。
あい
高見沢
自宅にいなくても高い料金がかかる
光回線は家でしか使えません。
このことにより、他のモバイルルーターでは可能な、「スマホのプランの最小化」が不可能なんです。
月額5,000円程度はかかる光回線。
これにスマホ代がかかってくるし、そのスマホが月末には速度制限になるかも知れない。
かなり無駄が多いんですよね。
あい
高見沢
(あいちゃん、光い回線のお金は払ってないわけだし・・・)
光回線が必須なひともいる
ただし光回線が必須なひともいます。
それは先程ネクストモバイルの解説で触れた、
- NetflixやHuluで動画を見るのが趣味
- DAZNでスポーツ配信を見るのが趣味
- スプラトゥーンやPUBGなどオンラインアクションゲームが趣味
という人ですね。
動画やスポーツ中継を毎日たっぷり観たいなら、光回線一択でしょう。データがいくらあっても足りません。
また、スプラはPUBGなどのオンラインアクションゲームは、反応速度が命。
モバイル回線は、ゲームをするには反応速度がかなり遅いので、おそらく全く楽しめないと思います。
こういった人はちょっと高くて不便ですが、光回線の契約をおすすめします。
あい
高見沢
普通のひとにとってはそこまでの回線、いらないからネ★
また、当たり回線ならすごく速いですが、普通のひとにはオーバースペック。
趣味に必要でなければ、WiMAXかネクストモバイルがいいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 5,000円程度 |
データ量 | 無制限 |
エリア | エリアという概念はなく、自宅のみ |
速度 | 遅いと1Mbpsなど 速いと300Mbps以上も |
総合評価 | ゲームや動画、スポーツ中継が趣味の人はこれしかない そうでないなら不要です |
高見沢
結構長くなっちゃったけど、理解してもらえたカナッ?
あい
高見沢
まとめ
この記事では、一人暮らしの人が選ぶネット回線について、超絶頑張って解説しました。
- エリア内ならWiMAXが無制限で最強
- エリア重視ならネクストモバイルもすごくいい
- 趣味によっては光回線一択という場合もある
ということですね。
一人暮らしなら無駄なお金は使わずに、その分遊びや貯金に回したいですよね。
この記事がそんなあなたのお役に立てたのならすごく嬉しいデス!
それではまた★