こんにちは〜!本サイトWiMAXMANIAXの管理人、高見沢です!
高見沢
ギガ死なんて言葉が一般的になるくらい、多くのひとを悩ませているスマホの通信料金。
もっと安くて快適なインターネットはないの!?
って思ってるひとも多いのではないでしょうか。
そんなひとにオススメしたいのが、持ち運べるWiFi=WiMAX。
高見沢
WiMAXなら、家や会社のWiFiと同じように、スマホもパソコンもタブレットも同時につなぐことができるので、
スマホのギガが足りないというひとにはもちろん、ビジネス利用にもぴったりなんです。
ケンジ
高見沢
この記事の内容
WiMAXの料金は、どこで申し込むかで大きく変わる
実はWiMAXは、契約する場所によってその後の条件や値段が大きく異なります。
高見沢
WiMAX、気になってるけどよくわかんない。
って声をよく耳にします。
その原因のひとつは、WiMAXってひとつじゃないから。
WiMAXのサービスを提供している会社が、めちゃくちゃたくさんあるからです。
高見沢
日本のモバイル通信会社は、大手3キャリア+UQ WiMAXの4社
さて、日本においてモバイルネットワークを自前で提供している会社は主に、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアと、UQ コミュニケーションズ(WiMAX)の4社。
これを移動体通信事業者と言います。
ケンジ
高見沢
最近、LINEモバイルやIIJmioといった格安SIMが話題ですが、格安SIMでは独自の回線は持っていません。
大手キャリアの回線から、使っていない部分だけをレンタルして使っています。
格安SIMは、そもそも速度が遅かったり時間帯によって不安定だったりといったケースがありますが、それは、レンタルしている回線を使っているから。
格安SIMがレンタルできる通信量には限りがあるので、ユーザーが多くなれば全体の速度が落ちてしまいますし、
通勤やお昼休みなど、使うひとが多い時間は大手キャリアが優先的に自分たちのユーザーに回線を開放するので、
そのぶん、レンタル回線である格安SIMは低速&不安定になってしまう、というわけです。
大手3キャリアとUQ コミュニケーションズの違い
UQコミュニケーションズは、WiMAXの運営会社。
WiMAXのアンテナを自社で設置し、その回線を使ってサービスを展開しています。
一方、大手3キャリアが設置しているのはLTEのアンテナです。
つまり、大手キャリアとUQコミュニケーションズでは、使っている電波(回線)の種類が違うんです。
大手3キャリア・・・LTE回線
UQコミュニケーションズ・・・WiMAX回線

ケンジ
高見沢
実はUQコミュニケーションズでは、WiMAX事業をおこなう一方で、auのLTE回線をレンタルしてUQ mobileという格安SIM事業も手がけているんですね。
UQコミュニケーションズはWiMAXと格安SIMの2事業を手がけている
UQコミュニケーションズは2007年にWiMAX事業を掲げて誕生した会社ですが、2015年から格安SIM事業にも参入しました。
つまり現在は、
- 自前で回線を用意している移動体通信事業者(UQ WiMAX)
- 回線をレンタルして運用している格安SIM(UQ mobile)
という異なる業態が、同じ会社内に存在しているんです。
高見沢
わかりにくいのですが、UQ WiMAXとUQ mobileは、同じ会社にありながらまったく違うサービスということを知ってもらえたらオッケーです。
高見沢
そして、UQ mobileはUQコミュニケーションズの直営店かオフィシャルサイトでしか申し込めませんが、
UQ WiMAXの場合は申し込む方法・契約できる先がいろいろあって料金もそれぞれ違うんですね。
UQ WiMAXは、申し込む先がたくさんある
例えばドコモでスマホの契約をしようと思ったら、ドコモショップへ行きますよね。
auもソフトバンクも、オフィシャルサイトか専用ショップで申し込みます。
端末代は店舗によって違うこともありますが、月額費用はどこで契約しても変わりません。
しかし、UQ WiMAXの場合は、運営元と契約する方法と、プロバイダと契約する方法があって、どのプロバイダと契約するかによって月額費用が変わってくるんです。
ケンジ
高見沢
UQ WiMAXとプロバイダの関係
UQ WiMAXは、そもそものWiMAXの運営元。
自社でアンテナを設置し、その回線を使って事業を展開しています。
プロバイダとはUQ WiMAXの代理店のようなもので、UQ WiMAXのサービスをオリジナルの名称と独自の料金で販売しています。
ケンジ
WiMAXは、どのプロバイダで契約してもサービス内容は同じ
先ほど、格安SIMは大手キャリアの回線をレンタルしていると説明しました。
そのため、ユーザーが多い場合や通信量が多くなる時間帯は、低速になったり通信が不安定になるというデメリットが発生する可能性があります。
しかし、UQ WiMAXとプロバイダの関係は、大手キャリアと格安SIMの関係とは違います。
プロバイダは、UQ WiMAXの代わりにお客さまとの契約を結び、その後のサポートを担当。
通信そのものはUQ WiMAXを使用するので、プロバイダとの契約でもUQ WiMAXとの契約でも、サービスにまったく差はありません。
ケンジ
WiMAXは運営元よりプロバイダのほうが安い
高見沢
ケンジ
WiMAXはいくつか料金プランがありますが、比較のためにギガ放題3年契約の月額料金を見てみましょう。
ギガ放題3年契約の月額料金
UQ WiMAX | ¥4,342 |
---|---|
GMOとくとくBB | ¥4,227 |
BroadWiMAX | ¥3,573 |
So-net | ¥3,380 |
GMOとくとくBB、BroadWiMAX、So-netがプロバイダですね。
このほかにも20以上のプロバイダがあり、それぞれに料金が異なります。
また、GMOとくとくBBなど申込時に高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダを選べば、実質料金はさらに安くなります。
ふつうに考えたら、直接運営元と契約したほうが安いのでは?って思いますよね。
でもWiMAXは違うんです。プロバイダのほうが断然安い。
UQ WiMAXとプロバイダの運営コスト
UQ WiMAXでは、ほかの大手キャリア同様に直営店を構えたり、家電量販店などに専用コーナーを設けています。
一方プロバイダでは、一部を除いてほとんどがウェブサイトのみです。
スタッフや店舗家賃が必要ないので、そのぶん料金を安くできるという理由がひとつ。
また、UQ コミュニケーションズでは新規顧客開拓のため、UQ WiMAX・UQ mobileと併せてテレビCMなどの広告を打っていますが、
各プロバイダでは、独自のサービスや安い価格を武器に新しいユーザーを呼び込んでいるというわけです。
高見沢
プロバイダの特徴は大きく分けて2種類
WiMAXのプロバイダは20以上あり、それぞれに特徴が異なります。
それが逆に比較を難しくさせていて、WiMAXってよくわからないと思わせる要因にもなっているんですね。
高見沢
とはいえ!そんなときこそWiMAX博士である僕の出番。
WiMAXのプロバイダはたくさんありますが、実は大きく
- 現金キャッシュバック型
- 月額割引型
の2種類に分けることができるんです。
そして、自分にはどっちが向いているのか?がわかれば、おのずと契約すべきプロバイダが見えてくる!
そんなわけでここからは、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます!
1.現金キャッシュバック型のメリットとデメリット
まずは現金キャッシュバック型のメリットとデメリットを紹介します。
実質費用が安い
現金キャッシュバック型のいちばん大きなメリットは、実質費用が安いこと。
高額キャッシュバックが有名なGMOとくとくBBを例に見てみましょう。
GMOとくとくBB ギガ放題3年契約の実質費用
月数 | 月額 |
---|---|
1〜2カ月目 | ¥3,609 |
3〜24カ月目 | ¥4,263 |
25〜36カ月目 | ¥4,263 |
期間合計 | ¥152,160 |
キャッシュバック | ¥43,000 |
実質費用 | ¥109,160 |
GMOとくとくBBとUQ WiMAXの費用比較
GMOとくとくBB | UQWiMAX |
---|---|
¥109,160 | ¥146,312 |
ケンジ
高見沢
受取漏れのリスクが高い
高見沢
例えば、GMOとくとくBBの受け取りの流れはこんな感じ。
- 手順1契約する契約時にプロバイダ発行のメールアドレスが作成される
- 手順2契約11ヶ月後に発行されたメールアドレス宛に連絡がくるこのメールを受け取るには、メールアドレスを受信できるようにスマホやパソコンでの設定が必要。
また、1ヶ月以内にメールに気づかなかった場合は権利を失う。
※ここが最大のハードル!!!! - 手順3メールに返信する形で振込口座を連絡するこの返信を1ヶ月以内にしないと、権利を失う。
- 手順4返信の翌月末に現金が振り込まれるこれまた1ヶ月という時間がかかる。
この入金を確認してようやく受取完了
キャッシュバックの連絡がくるのは、契約から1年後。
プロバイダが発行するメールアドレスを常にチェックしておく、という方法もありますが、広告メールがバンバン届くので
1年後のそのメールのためだけに、ふだんつかっているスマホに登録するのはちょっと嫌・・・という感じです。
高見沢
ケンジ
繰り返しになりますが、キャッシュバックの権利は1ヵ月で失効します。
そしてもしキャッシュバックを受け取れなかった場合、このキャンペーンは意味がないどころがマイナスにしかならないんです!
そもそも月々の支払額は高い
もしキャッシュバックを受け取れなかった場合。
単純にその後も利用料金を払い続けることになりますが、ここに大きな落とし穴があります。
実は、現金キャッシュバック型キャンペーンを実施しているプロバイダは月々の料金が高く設定されているんです。
プロバイダ別 平均月額(3年契約)
とくとくBB | BIGLOBE | BIGLOBE | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
4,227円 | 4,323円 | 3,675円 | 3,573円 |
キャッシュバック型 | キャッシュバック型 | 月額割引型 | 月額割引型 |
BIGLOBEは、キャッシュバック型と月額割引型両方のキャンペーンを実施していて、キャッシュバック額は3万円。
キャッシュバックを受け取れば総額は安くなりますが、月々の料金は高く設定されていますよね。
ケンジ
高見沢
どうしてこんなに高いキャッシュバック額を設定できるのか。
はっきり言いますが、それはキャッシュバックを受け取らない人がかなりいるからです。
キャッシュバックを受け取るハードルが高いのもそのため。
そもそもキャッシュバックのことを忘れていたり、手順が面倒で受け取るのを諦めてしまう人がいることを見越しているんですね。
ケンジ
高見沢
現金キャッシュバックキャンペーンの受け取り率は不明ですが、
高額なキャッシュバックを維持するために、受け取りのハードルを高くしていることは確か。
せっかく申し込むなら、もらえるものはきっちりしっかり受け取らなければ意味がない!!
現金キャッシュバック型を選ぶ際には、受け取りの時期と手順としっかり把握しておくことが大切です!
2.月額割引型のメリットとデメリット
月額は高めに設定されているものの、キャッシュバックをもらえば実質費用がかなり安くなる現金キャッシュバック型。
一方、月額割引型は、月々の利用額から“自動で”値引きが適用されます。
その代わり、申込み時の高額な現金キャッシュバックはありません。
高見沢
月々の支払額が安い
月額割引型のメリットは単純明快。
毎月、自動で値引きが適用されるので、月々の支払額は現金キャッシュバック型よりも安くなります。
現金キャッシュバック型のデメリットが、そのままメリットになるということですね。
ギガ放題3年契約 平均月額
Broad WiMAX | BIGLOBE | とくとくBB | BIGLOBE |
---|---|---|---|
3,573円 | 3,675円 | 4,227円 | 4,323円 |
月額割引型 | 月額割引型 | キャッシュバック型 | キャッシュバック型 |
ケンジ
確実に安くなる
先ほど現金キャッシュバック型は受け取りのハードルが高いと紹介しました。
つまり、確実に受け取れるわけではないのが現金キャッシュバックのデメリット。
一方、月額割引型であれば申込みと同時にキャンペーンが適用となるのでよけいな手間は一切ナシ!
何も気にすることなく、自動で割引後の価格が反映されます。
面倒な手間もなく月々の料金が確実に安くなるので、忙しいひとや1年後の手続きに自信がないひとにオススメです。
実質費用はキャッシュバック型よりちょい高め
現金キャッシュバック型のいちばんのメリットは総支払額が安くなることでした。
裏を返せば、月額割引型のデメリットは、キャッシュバック型と比べると総支払額が少し高くなってしまうとも言えます。
では、実際の差額を見てみましょう。
月額割引型と現金キャッシュバック型の総額の差額
キャンペーン種類 | 月額割引型 | 現金キャッシュバック型 |
---|---|---|
プロバイダ | Broad WiMAX | とくとくBB |
支払額 | ¥128,626 | ¥152,160 |
キャッシュバック | なし | ¥43,000 |
実質総額 | ¥128,626 | ¥109,160 |
差額 | ¥19,466高い | ¥19,466安い |
一方で、キャッシュバック型のいちばんのデメリットは、受け取り手順が非常に複雑なことにあります。
もしキャッシュバックをもらえなければどうなるかを見てみましょう。
キャッシュバックを受け取れなかった場合の差額
キャンペーン種類 | 月額割引型 | 現金キャッシュバック型 |
---|---|---|
プロバイダ | Broad WiMAX | とくとくBB |
支払額 | ¥128,626 | ¥152,160 |
差額 | ¥23,534安い | ¥23,534高い |
つまりはこういうコト!
- キャッシュバックを受け取る:キャッシュバック型のほうが19,000円安い
- キャッシュバックを受け取れない:月額割引型のほうが23,000円安い
ちなみに、19,000円を36ヵ月で割ると月々500円程度。
高見沢
最後に
WiMAXを運営しているのは、UQコミュニケーションズという会社。
UQ WiMAXはWiMAXのおおもとのサービスですが、契約の際はUQ WiMAXと直接契約するのではなく、
プロバイダと契約するほうが料金がお得になることを紹介しました。
高見沢
プロバイダは20以上ありますが、大きくわけて
- 現金キャッシュバック型
- 月額割引型
があり、それぞれのメリットとデメリットについても説明しました。
現金キャッシュバック型が気になるひとは

月額割引型が気になるひとは

これらの記事を参考にしてみてくださいね!
それぞれのプロバイダについて、さらに踏み込んで説明しています。
高見沢